SNSではなく、Webサイトを持つという選択

すっかりブログを書く時間を持つことがありませんでした。このウェブサイトも毎年ドメイン更新の時期が来ては、慌てて更新料を支払ったりしています。

今は、誰もがSNSを通じて簡単に「発信」でき、写真にひとことを添えて投稿すれば、すぐにリアクションが返ってくる。そんな手軽さやスピード感は魅力で、マーケティングとしても活用でき時代の主流となっています。

「この時代、Webサイトを持つ意味はなんだろう」

更新料を払う時に一瞬迷いましたが、やっぱりそんな時代だからこそ、あえて「Webサイトを持つこと」を大切にしようと思った気持ちを綴ります。

自分のWebサイトは「自分の世界を育てる場所」

Webサイトは、SNSのようにすぐ反応がある場所ではありません。

だけどその分、

  • 自分のペースで
  • 自分の言葉で
  • 自分の世界観を

丁寧に育てていける場所です。

誰かのアルゴリズムに乗る必要も、誰かの価値観に合わせる必要もない。自分の「こう在りたい」が、サイト全体から自然と伝わっていく──。そんな発信のあり方が好きですし、そういう姿勢で物事に取り組んでいる人に共感していきたいと思っています。

情報が「流れる」のではなく「残る」ということ

SNSの投稿は、時間とともに流れていってしまいます。

けれどWebサイトは、過去の記事や写真が静かにストックされていく。検索で見つけてもらったり、何年も前の言葉が誰かの心に届いたり──そんな「時間を超えるコミュニケーション」が生まれる場所でもあります。

ただ、反応がないところに何をどう継続していけばいいのか?

これは、スタート初期や、サイトと成果が結びついてないような気がする時に陥ることだと思います。

だからこそ、Webサイトに置いても「ブログを書く」という行為が大事だったり、SNSと上手に絡ませることも必要にはなりますよね。

いずれにせよ、継続すること、時間を持つことは大切ですね。

「持ち続けること」に、意味がある

たとえ更新の間があいていても、自分のサイトがそこにあるということ。 それだけで、

  • 自分の軌跡が残っている
  • 自分の価値観が見える
  • 誰かがそっと訪れてくれる

そんな場所になります。

Webサイトは、流行や数字に流されない、自分自身との小さな約束のような存在。静かに、でも確かに、自分を支えてくれるものだと感じています。

自分だけの発信場所を持ってみませんか?

「どこに発信すればいいかわからない」 「誰に届くのかわからない」

そんなふうに迷った時、SNSから離れて、自分だけのWebサイトという「戻れる場所」があることは、いつだってメリットだと感じています。

焦らずに、飾らずに、

自分らしく在れるスペース。

そこには、きっと長く付き合える「自分だけの言葉」と出会える時間が待っているはず。

「そんなの別にネットに晒さず、日記で書いてれば?」と言われるかもしれません。

でも、そもそもスタートは、公開日記だったんですよ。ネット上だろうが、紙の上だろうが、言葉にすること、想いを吐き出すことを必要としている人間が多い、ということなのかな、と思います。

常に「人の目に晒される」前提のSNSよりも、秘密基地みたいな自分の発信基地の方が私は好きなのでした。

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